本日、2012年1月16日の日経新聞からもうひとつ。
公益財団法人の北海道科学技術総合振興センター(札幌市)幌延地圏環境研究所は、日本全土で採掘できる「けい藻岩」や石炭の一種「褐炭」から天然ガス成分の
メタンガスを発生させる微生物を発見した。
褐炭からメタンを作る微生物はいたが、けい藻岩を使う種類は
世界初という。
メタン生産効率が最大56倍と高く、廃炭鉱などをガス田に変えられると期待している。
2020年までの実用化を目指す。
新微生物は北海道幌延町などの地下深くで見つかった。
5グラムのけい藻岩に培養液50ミリリットルを混ぜると、5週間で岩1グラム当たり3.5ミリリットルのメタンが取り出せた。
褐炭では4週間で同6ミリリットルだった。
けい藻岩は植物性プランクトンの死骸などが堆積。
この有機物を微生物が食べ、メタンを排出する。
将来は廃炭鉱などの地下に培養液を注ぐ方法を想定している。
産業技術総合研究所の鎌形洋一博士は「低コストで地下資源が有効活用できる」と話す。
不純物が多くて使い道がほとんどない褐炭は、稚内市の天北炭田だけで約20億トンの埋蔵量がある。
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター 幌延地圏環境研究所
http://www.h-rise.jp/index.cgi
20年後の実用化ということですが、実際にはかなり早く実用化されることでしょうね。
それまで、日本があればいいですが、なにせ、風雲急を次げているのでねぇ。
微生物ってこれからも重要な発見があるでしょうね。
人類を救うのが微生物かも。
地球を救うのは人類でしょうか、それとも宇宙人でしょうか?あるいは・・・・