カナダ西岸に「ハイダグワイ」という四国の半分ほどの面積の4千人が住む島があるそうですが、
先ごろ、震災の影響でハーレーが流れ着いたそうです。
西海岸には続々と震災ゴミが流れ着いていて、総量は1800万トンとも言われているようですが
その内国際問題に発展し、日本は賠償請求されるようになるでしょうね。
今回は、その問題ではなく、その「ハイダグワイ」という島に、
「世界を5分間沈黙させた少女」がすんでいると言うことで、
過日、朝日新聞に記載があったのでご紹介します。
記憶されている方もあろうかと思いますが、1992年の地球サミットで12歳の少女が演説をしました。
Boscho(^^♪もニュースで見て若干記憶にあるのですが、その12歳の少女「セヴァン」さんの演説のご紹介です。
■セヴァンさんの演説抄録
「壊すのは、やめてください」
(1992年、リオデジャネイロ)
大人たちに生き方を変えてもらうために、自分たちでお金を集めて6千マイル離れたところから来ました。
私は子どもだから解決策は知りません。でも、大人も同じように解決策は知らないってわかって欲しいんです。オゾン層の穴を閉じる方法だって、絶滅動物を生き返らせる方法だって、砂漠に森をよみがえらせる方法だって誰も知らない。どう直すのかわからないものを壊すのは、もうやめてください。
私はただの子どもですが、私たちは家族の一員だと知っています。 50億人、そして3千万種の生き物からなる同じ空気と水と土を分け合っている家族です。
学校で、いや幼稚園でも大人たちは教えてくれます。人と争わずに尊重し、物を片付け、生き物をいじめずに、欲張りをしないように、と。ではなぜ、みなさんは、私たちにするなと言うことをするんですか。
みなさんは、子どもがこれからどんな世界で生きていくのか、決めようとしています。親はよく私たちに心配することはないよ、と言いますが、今、本当にそう言えますか。私たちを愛するなら行動で示してください。
セヴァンさんはその後国連の地球憲章起草委員を務め、活動はドキュメント映画なもなった。
エール大卒で、父は著名生物学者のデビット・スズキ氏
現在家族とともに「ハイダグワイ」という島に住んでいるそうです。