今朝の地方紙(日本海新聞)にも載ってたんですけれども、皆生温泉の旅館がまたひとつ消えました。
「なぎさ園」
今朝、「なぎさ園」の前をたまたま通り、最近、そういえば、「客の車がないなぁ」と思っていたところ、
入り口に張り紙があったので、車を入り口に止めて張り紙を見たら、なんと、旅館を廃業したという張り紙
皆生温泉
1年に1旅館づつ減ってきているような感じです。
今年はなぎさ園、昨年は弓ヶ浜荘、一昨年は岩崎旅館、その前は清風荘とか東光園とか。
大きな旅館も随分様変わりしました。
全国的に温泉旅館は減ってきているんでしょうが、生き残りをかけた戦いは大変です。
なにしろ、旅館って、料理とおもてなしで持っているんでしょうが、
各旅館の料理もおもてなしもそれ程違いはないと思われます。
料理の「美味しい」が際立つわけでもありませんし、
旅館の「おもてなし」が格段に違うわけでもありません。
微妙に違う何かがあるのかも知れませんが、後は客室担当の出来不出来にかかってくるのかなと?
とすれば、旅館の経営者の、働いてくれる人にに対する姿勢というか、熱意というか、教育ととかにかかってくるのかも知れません。
それを維持していくというのは並大抵のことではないと思われます。
生き残りをかけた旅館の経営者の戦いは、同様に中小企業の経営にも当てはまると思うんですが、
いかに人を大事にするか、いかに人を活かすか
にかかっているのではないかと思うんですが、目の見えない経営者がほとんどですねぇ!